英語科
卒業生インタビュー海外大学に編入した英語科出身の
卒業生へのインタビュー記事です。
英語科卒業生インタビュー
FFLCの英語科は、卒業後の進路として海外大学等への入学または編入という選択肢があります。
ここでは、FFLCを卒業後、海外に留学した英語科卒業生へのインタビューを掲載しています。
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中村 萌人
アメリカ・ニューヨーク州 モンロー大学
ホスピタリティ・マネジメント学部
- 留学している国や留学先の学校について教えてください。
- モンロー大学は、ニューヨーク州のニューロシェル市というところにあります。マンハッタンなどに比べると小さい町で、福岡で言えば早良区や東区に相当するのではないかと思います。ニューヨーク市内に比べて、割と安全な場所で、銃撃事件などは少ないです。ただ、日本食のレストランや日本食を売っている店が少ないのが不便ですね。また、マンハッタンだと様々な人種の方を見かけますが、ニューロシェル市はアフリカ系の方がやや多い印象があります。
- 留学している国や留学先の学校の、好きなところは何ですか？
- 寮の中にあるStudent Loungeが好きです。部屋だとルームメイトが騒がしかったりして集中できない時もあるのですが、ラウンジだと落ち着いていて、勉強もしやすいです。また、挨拶として男女関係なくハグをすることに驚きました。最初は抵抗がありましたが、周りのみんなを見てそのうち、私もやってみようという気持ちになりました。アメリカでないと体験できないと思います。
- グランドセントラル駅やタイムズスクエアを歩くと大都会を感じるので、改めてこんな大きなところで生活しているんだなと実感します。
- では逆に、想像と違ってギャップを感じたところは何ですか？
- クラスメイトとの英語でのコミュニケーションに苦労しています。やはり現地ではネイティブスピーカーの英語は思った以上に速く、スピードについていけないことが多いです。授業でも多くの学生が積極的に発言していて、とても圧倒されます。また大学なのでサークルもあるのですが、日本と違い、いわゆる新歓が無かったのでどうやって入っていいか余計にわかりませんでした。
- 自分から話しかけえる姿勢を見せないと、シャイで静かにしていると相手から興味がないと思われてしまって話しかけられなくなり、孤独な思いをすることになるかもしれません。
- 留学先の学校で勉強している内容を教えてください。
- 私はモンロー大学でホスピタリティを専攻しています。ホテルやレストラン、その他旅行業界向けの内容を勉強しています。副専攻はマーケティングで、また一般教養として英語、数学、会計学や社会系なども履修しています。ホスピタリティに関しては、これまでホテル、レストラン等の飲食、顧客関係などを勉強しました。
- 学校で勉強する中で、一番難しいと感じたことは何ですか？
- 課題の量がとても多く、ホスピタリティ関連の授業では量も質も特に難しいと感じています。具体的には、レポートや発表のためのスライドを作成するのが大変です。スライドを作った後にクラスメイトの前で発表するのですが、スライドをただ読み上げるだけでは関心が湧かないので、どのように伝えるべきかが重要で、これを考えるのに苦労しています。
- 他にも、グループディスカッションがある授業ではクラスメイトとのコミュニケーションに苦労しましたし、ホスピタリティの授業では出てくる用語が難しかったです。
- 卒業後の進路について教えてください。
- 将来は観光業界で就職し、外国の方をサポートしたいと思っています。また同時に、私のお気に入りの祭りを海外進出させたい、という夢もあります。ホスピタリティ専攻ではインターンシップが必修なので、まずはインターンで社会人としてのマナーなどを学びたいです。そして卒業後は現地でのOPTを考えています。OPTでしっかり力をつけて、海外で活躍できる人材になりたいと思います。
- これから留学を目指す後輩たちに、何か一言お願いします。
- 実は、私は高校を卒業したあとの2年間、浪人生をしていました。東京で生活するのが夢で、難関大学を目指していましたが、3年間とも目標校から滑り止めまで全て不合格という結果に終わり、そこから福岡外語専門学校に入学しました。大学受験の悔しさを晴らすために英検やTOEICを頑張って取得し、ニューヨークの大学への留学を果たしました。
- 東京での生活は叶うことはありませんでしたが、ニューヨークで生活するという違う夢を実現できて幸せに思っています。大学の勉強ではまだまだ未熟な部分がたくさんあるので、一歩ずつ成長できるように頑張りたいと思います。
- 人生は敗者復活戦です！皆さんがどのような形でFFLCに入学したのかは人それぞれだと思いますが、特に大学受験に失敗してFFLCへの入学を選んだ皆さんには、国内編入にせよ海外編入にせよ大学受験失敗の悔しさを忘れずに頑張ってほしいと思います。また海外編入を考えている皆さんは留学先で少しでもラクになるように、FFLCで英語の資格を取るのはもちろんのこと、同じFFLCにいる外国人留学生と英語で会話したり、放課後に行われる会話の授業に参加したりすることをお勧めします。お金に余裕があれば、在学中に短期留学にも挑戦してみてください！
- モンロー大学への編入を考えている後輩の皆さんを、心からお待ちしております。